工事部では、主に地すべり対策工事、急傾斜対策工事を請負、現場管理業務を行っています。
集水ボーリング工
地すべり地で、横方向にボーリング工で穴を空け排水用パイプを挿入します。この工事で地下水を排除する事で地すべりを安定させます。ボーリング工は口径70mm、長さ20~50mの横穴を空けます。
集水井工
地表からの集排水ボーリング工では地下水が十分に排除できない場合は、集水井という直径4m程の井戸を掘り、井戸の中から集水ボーリングを行う事があります。
1.集水井の中の深い深度から集水ボーリングを行って、地下水を排除させます。
2.使用する材料が設計とおりのものか、記録します。
3.測量して、成果物の管理を行います。
急傾斜対策工事
急傾斜地形の土砂崩落を防ぐ為の工事です。急傾斜地形にコンクリートの梁を付けたり、長い鉄筋を入れて崩壊を防ぎます。
また、施工後の斜面に植生を生やすための工事や樹木を伐採せずに大きなネットで斜面を覆う環境に配慮した工法もあります。
急傾斜地の崩壊を防ぐため、斜面に鉄筋棒を入れます。鉄筋を入れるための穴を掘っている様子です。
急傾斜地工事前。ドローンによる撮影。
急傾斜地工事後。ドローンによる撮影。
安全管理、品質管理について
事を事故が無いように進めて、発注とおりの成果物を作るために日々の打ち合わせが必要です。
発注者や協力会社、同じ部署の社員間で協力しながら仕事を進めます。
新緑の山中での仕事は環境バツグン!!